むよくよくよむ

ポケモンのことを書きます

原種ガラガラ【ダブル・使ったよ記事】

【ご挨拶】

せっかくブログを作ったのに1シーズン1記事というのも寂しかろうと思ったので、PTを整えていく中で「コイツ強かったけど合わなかったな〜」という子の記事を書いてみる事にしました。

 

……と言うのは半分建前で、原種ガラガラの記事書いたら物珍しさに読む人増えないかな〜というのがもう半分です。

いずれにせよ息抜き記事なので、ごちゃごちゃ言ってないで行ってみましょう。

 

 

【採用理由】

現在進行形でPTをこねくり回しているので詳しい理由は伏せますが、端的に言うと補完枠での採用でした。この枠に求めた条件が

①威嚇を受けてなおガオガエンメガクチートを1発で倒せて

②耐久がそれなりにあって

③カプ・コケコ、霊獣ランドロスに弱くなくて

④範囲技を撃てる

⑤鈍足アタッカー

欲張りすぎでは……?

 

前シーズンの構築(襷ゲンガー軸スイッチトリパ【USUMダブル最高最終1806】 - むよくよくよむ)で使った襷ゲンガーが全く警戒されずにトリックルームを決めてくれていたので、トリルに寄せたスイッチトリパを使うことに。

 

しかしゲンガーでトリックルームを貼る弊害として、相手の先発ガオガエンがとてもキツい事に気付きました。

そこで先発でゲンガーと並んで守る+トリックルームから相手のガオガエンに先んじて動き、ガオガエンを確実に処理できるポケモンを探したところ、原種ガラガラに白羽の矢が立ったというわけです。

 

 

【調整】

原種ガラガラ@太い骨 避雷針
勇敢 H236 A236 D36
165-143-130-×-105-45
骨ブーメラン 岩雪崩 はたき落とす 守る
A -1骨ブーメランでH252振りガエンに50.4〜59.2%×2発
HB 特化カビゴンの鉢巻捨て身タックル最高乱数以外耐え、特化霊ランドのダブルダメ地震超高乱数2発耐え(97.3%)
HD 極振りコケコのダブルダメ眼鏡マジカルシャイン超高乱数2回耐え(97.3%)
S 最遅

※「特化」は補正有り努力値252振り、「極振り」は補正なし努力値252振り

 

オーソドックスな原種ガラガラです(原種ガラガラにオーソドックスも何も無さそうですが)。

恐れ戦け驚異の実質攻撃実数値286。

ガオガエンへのダメージ、美しい……。

 

アローラガラガラと違って骨ブーメランにタイプ一致補正が掛かるので、強い単体地面技を撃ちたい場合は原種ガラガラに軍配が上がります。

要するに「ガオガエンを1発でブチ飛ばしたい場合」ですね。

ちなみに太い骨持ちA特化アローラガラガラの威嚇込み骨ブーメランはH振りガオガエンに33.6〜39.6%しか入りません。

 

骨ブーメランは2回攻撃なので不意の身代わりに強かったり、地震対策のワイドガードグラスフィールドを鮮やかにスルーできるのがいい感じ。

岩雪崩の火力は霊獣ランドロスのそれの比ではありませんし、はたき落とすも相性補完に申し分なし。

何よりどちらも追加効果が優秀です。

 

さて、実はもう一つアローラガラガラとの大きな違いがあって、原種ガラガラは耐性の面から霊獣ランドロスを苦手としません。

B種族値110を以って環境に君臨する2トップを相手取ることができる。

まさに今、原種ガラガラの時代が来ています。

 

 

はたき落とされたらヤバいです。

 

 

また特性のおかげで先発に出てきやすいカプ・コケコの動きを制限できるのも強みです。

「相手のコケコが守るなり引くなり≒襷ゲンガーが仕事を出来る」というわけですね。

ボルトチェンジすら許しませんし、ゲンガーの前で呑気にマジカルシャインを撃ってくるコケコは居ないと思います。

 

その他にも専用アイテムなのでPT内で道具を奪い合わなかったり、技が固定されないので臨機応変に立ち回れたりと、火力の割に便利な存在でした。

まさに「剛」と「柔」といったところ。

解雇する理由など無さそうですが……?

 

 

【解雇理由】

①原種ガラガラより遅いポケモンがつらい

オニシズクモトリトドンメガヤドランモロバレルナットレイメガバクーダand so on.

特にトドンバレルナット辺りはトリル対策によく採用されるポケモンなので、トリル下でガラガラがガッチリ縛られて厳しかったです。

 

②相手PT内に威嚇枠が複数匹いるのがザラ

「場の4匹中3匹が威嚇持ち」のような状況が頻発します。

チョッキガオガエンを嫌って高火力物理アタッカーを採用したのですが、お手軽デバフの前に為す術がありませんでした。

 

③ピンチベリーの普及が骨ブーメランにとって逆風

骨ブーメラン1発目で実の発動圏内に届いてしまうと、どいつもこいつも攻撃の最中にもぐもぐタイムへと突入します。

威嚇込み骨ブーメランがH振りガオガエンに大体55%×2発なので、フレアドライブ自傷等で2〜4割削れていると倒せなくなってしまうのが何より苦しい。

殴られてる時におやつ食べてんじゃないよ。

 

場に出た瞬間威圧され、そして相手の間食を許すたびに「ガラガラも骨ブーメランも時代に合ってないな……」と思わされました。

 

 

④PT方針の転換とそれに伴う人員整理

これが一番大きいですね。

具体的にはトリル重視をやめ、襷ゲンガーを解雇しました。

トリルに寄せずゲンガーも使わないなら対ガエン性能もそこまで要らんだろうということでお役御免に。

 

 

【感想】

原種ガラガラ自体はかなり強かったです。

「この子を活躍させるためのPT」で組めば期待以上に暴れてくれると思います。

 

ガチトリルPTでナットレイと組めば良さげかな?

威嚇とナットレイがキツそう。

ミロカロスと組んでも面白そうですが、凍える風ではS操作が間に合わないので難しいですね。

 

普段レート環境で見ないポケモンをこうして掘り起こすのもなかなか楽しいですね。

ポケモンって奥が深いなぁと感心させられます。

 

また機会があればこういう記事を書きたいですね。

それより自己紹介記事を書いた方が良いのでしょうか。

自分の事となると途端に面倒臭く感じますね……。

 

 

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございます。

それではまた〜。