【JCS予選】グラツーテテテラ【最終1710】
【ご挨拶】
こんにちは、むよくです。
JCS予選お疲れ様でした。
ムーンシリーズが終わってわずか2ヶ月後のウルトラシリーズということで、INCの構築記事を書く間もなく気付けば4ヶ月ぶりのブログ更新となりました。
(実際書く間はいくらでもありましたが、爆死だったしまあいいかなと……)
ハートゴールド以来久し振りにポケモンに触れたのがサンで、僕はそこで初めてネット対戦をするようになりました。
慣れ親しんだ第7世代が終わり、これから新作発売まで何して生きていくんだ……?という不安が拭えません。
皆さんがオススメのソシャゲ等教えてくださるのを、冬眠前の野生動物の気持ちでお待ちしています。
自分語りはこの辺にして早速構築の紹介に入りましょう。
今回サブロムにて使用した構築はコチラ。
【構築作成経緯】
TLにてスカーフテテフに辟易する声が散見されたので「なら僕も使ってみるか」からスタート。
いつかメガミュウツーYを使ってみたいと思っていたのでこれ幸いとミュウツーを、ガエンと鋼に強いグラードンを併せてほぼ思考停止気味に採用しました。
ここで基本選出のテテツーグラ+何かに足りないものを考えてみました。
問題点1:テテツーは初手のS優位に立てる事こそ多いが一度上を取られると脆い
→裏から雑に投げて切り返しができるS操作役が必要
問題点2:イベルタルが重い
→イベルにめちゃつよなアタッカー役が必要
なるほど…………。
エルテラ採用!!!
テテツーエルグラ/エルテラグラツー(orテテ)の2ルートで選出が完結してしまったので、ラスト1枠は何でも良いやということで雑にガオガエンをブチ込みました。
トリルを捌いたりルナアーラやネクロズマへの受け出しを担ったりしてくれたので結果的には正解だったと思います。
惜しむらくはこの構築を組み立てたのがJCS予選のちょうど一週間前だったことですね。
構築の形は割と手に馴染むものだったので、もう少し回して動き方など精査しておきたかったなと思いました。
【個別解説】
ゲンシグラードン@紅色の珠 終わりの大地
意地 A252 D4 S252
175-255-180-153-111-142
断崖の剣 炎のパンチ 噴火 守る
A 特化
S 準速
※『特化』は補正有り252振り、『極振り』は補正無し252振り
43戦全てに選出され(44戦目の選出画面で回線が切れたのでそのまま参加解除した)、絶対に外してはならない断崖の剣を一度しか外さなかった自覚の塊。
外しても良い断崖の剣はまあ命中率通り。
英語名から鑑みると「断崖の剣」が正式名称?らしいのですが「弾劾の剣」とも取れるのがクールだと思います。
おおひでりだけどクール。ごめんなさい。
S優位を取れている場面で出てきて相手を薙ぎ払うのが仕事なので何も考えずASにぶっぱしました。
S90族ミラーは相手が最速という前提で何が何でも追い風や凍える風を通しましたが、陽気ならこんな無茶せずに済んだのに……と思ったこともしばしば。
その代わり火力不足を感じたことは無かったので一長一短といったところ。
威嚇を受けても鋼を処理できる噴火は命中安定の範囲技としても重宝しました。
断崖と噴火のどちらかを見せるともう一方への警戒が薄くなるのでなかなか使い勝手は良かったです。
噴火で処理したい代表格のドータクンはHD特化でも下降補正晴下噴火で倒せるため、ガエンやゼルネへのダメージを優先して物理型での採用に至りました。
カイオーガがシャチだとして、グラードンのモチーフは何なのでしょうか。
熊……?
メガミュウツーY プレッシャー→不眠
臆病 B4 C252 S252
181-×-111-206-110-200
181-×-91-246-140-211(メガ後)
C 極振り
S 最速
こちらも調整無しのCSぶっぱ。
スカーフネクロズマとか言うテロリストにも同速勝負に持ちこめると思ったのですがそんなものはいませんでした。
高速アタッカーには範囲技を仕込みたかったので凍える風を採用、これのおかげでグラが噴火を押せたりテラキで怯みを狙えたりして便利でした。
火力もダブル補正込みで特化霊ランドのめざパ氷より少し低いくらいなので確定数をずらすには充分。
PFサイコブレイクは意地メガレクの画竜耐え調整を確定で倒せるお手軽火力です、手助けと合わせて鉢巻画竜耐えゼルネを吹き飛ばしましょう(机上論)。
ポケモン映画はルギア爆誕とキミに決めたの間がスッポリ未履修です。
この機会に観てみるのも悪くないですね。
何故かケルディオの映画だけはTLのおかげで予備知識が豊富です。
控えめ H76 B4 C188 D4 S236
155-×-96-191-136-145
サイコショック ムーンフォース スキルスワップ マジックルーム
C 余り
HB 特化ゲンシグラの断崖高乱数耐え(87.5%)、極振りイベルの珠不意打ち超高乱数耐え(93.7%)
HD 特化ゲンシオーガの雨下根源確定耐え
S 最速145族/スカ準速92族抜き
ここは流れでテラキオンの紹介をすべきだったのでは……。
本構築のメインエンジンたる極めて普通のスカーフテテフ。
猫騙しを咎めるPF、ドーブル+ゼルネやメガレクへの対処が楽になるマジックルーム、オーガと組んだ鋼トリラーにグラを無理やりぶつけられるスキルスワップで構築を潤滑に回していきます。
高速アタッカーには範囲技を仕込みたかった(2回目)のですがマジカルシャインではウルネクやメガレクに圧力を掛けられないのでムーンフォースに落ち着きました。
追加効果も優秀ですしね。
特筆する事もない、順当で妥当な活躍だったと思います。
ガオガエン@突撃チョッキ 威嚇
慎重 H244 D236 S28
201-135-110-90-154-84
HD たくさん
S 最遅90族抜かれ
こちらもフレドラが無い事以外は極めて普通のチョッキガエン。
草や鋼はグラやテラキで殴れば良いので対超霊性能を高めるために悪技2つを駆使してもらいました。
特筆する事もない、順当で妥当な活躍だったと思います。
エルフーン@気合いの襷 悪戯心
臆病 H252 D4 S252
167-64-105-×-96-184
袋叩き 追い風 アンコール 手助け
H 極振り
S 最速
テテフがメインエンジンならこちらはさしずめサブエンジン、“上から殴り力”を増幅させる屈指のサポーターです。
相手に追い風等でS優位を取られても、襷を持たせたことで『隣で殴りながら雑に交代出し→追い風+守る→再び上からオラァ!』が出来るようになります。
初手に速い2匹を並べると追い風を切り返し手段として使えるようになるので“追い風継続中に攻め切れず息切れ”なんて事が減るのも良かったです。
袋叩きはエルテラのギミック始動のみならず相手の襷・ファントムガード破壊に一役買ったので思ったよりは腐りませんでした。
ミミッキュの化けの皮と襷をまとめて壊せるのは便利ですね。
アンコールで幾匹かの追い風要員とトリル要員とゼルネを泣かせた魔性の女。
悪には悪戯心が無効なのでテラキオンに泣かせてもらいましょう。
テラキオン@岩Z 正義の心
陽気 H52 A252 S204
173-181-110-×-110-169
A 極振り ↑4インファでH振りゲンシグラ超高乱数1発(93.7%)
HD C180メガレクの珠大地の力確定耐え
S 最速100族+2
幾匹かの悪タイプとS100族以下を泣かせた魔性の男。
構築内で一番火力が出せるので僕はコイツを「第3の伝説」と呼びました。
一度だけ、当てれば勝ち外せば負けの岩雪崩を外した時だけは「プリケツ!!!おまえ〜〜〜!!!!!」と呼びました。
イベルタル特別対策室室長を担ってくれたらな〜くらいの期待で採用したのですが『①叩けてしまえば超火力②殆どの伝説を抜いている③怯みでニッコリ』と期待の10倍くらい強かったです。
岩闘共に環境に少ないせいか非常に通りが良く、テラキオンが動くたびに相手が1匹ずつ失っていった試合もありました(めちゃくちゃ楽しかった)。
サンムーンウルトラとすべてのルールでテラキオンを使いましたがスカーフオーガとカミツルギが減ったウルトラシリーズが一番動かしやすかったと思います。
テラキの項だけやたら筆が乗ると言うか、ポンポン言葉が浮かんで来て少し怖いです。
【選出】
《基本》
先発→ミュウツーテテフ
控え→グラ何か
主に対オーガレック(控えエルフorテラキ)、グラゼルネ(エルフ)、ルナゼルネ(ガエン)等々。
テテフはよほど技の一貫が取れている場合以外マジルから入ることが多かったです、相手の裏にゼルネやレックが控えている時は特に。
《対トリルPT等》
先発→グラテテフorエルフ
控え→ミュウツーガエン
手助け断崖やグラテテフの集中(オーガ入りのタクン始動には噴火+スキスワ)でトリラーを飛ばします。
トリルを決められた時はガエンで誤魔化したりテテフを切り気味に動いたりで何とか頑張ります(大体負ける)。
《対イベル入りPT等》
先発→エルフテラキ
控え→お好みでどうぞ
テラキが上からワンパンされないという確固たる自信がある時の選出です。
初手エルフ+グラorテテフから袋叩き+テラキ交換出しのパターンもありました。
【戦績・感想】
PJCS予選 最高175x 最終1710
ということで残念ながら予選抜けは叶いませんでした。
それでも散々だった前回のINCに比べれば、使っていて楽しくそれなりに勝てる構築で遊べたのは良かったなと思います。
PJCS出場を決められた方(まだ決まっていませんが)は頑張ってください!
QRはコチラ↓
INCが終わって2ヶ月後の予選ということで、普段「死んで覚えろ」でポケモンをやっている僕はほぼ諦めムードだったのでそこまで落胆はしなかったです。
たった2ヶ月という期間は、死ぬには短すぎる。
それでもウルトラシリーズという大怪獣戦争はやっぱりやっていて楽しかったです。
新作が出るまで何をするのか、まあそもそも新作が出たとてポケモンを続けるかどうかも分かりませんがしばらくこのコンテンツとはゆっくり向き合えそうだなと思います。
冬眠前の心地を「夏はポケモン!!」と叩き起こしてくれるようなアクションがあれば、それはそれで楽しそうですけどね。
それではまた〜。