【がにゅーオフ使用構築】強欲レックガレオ
【ご挨拶】
こんにちは、むよくです。
7/20(土)に開催された第40回がにゅーオフに参加してきました!
初めてのポケモンオフだったのですがとても楽しい時間を過ごすことができました。
主宰のバルドルさんとスタッフの皆様、チームを組んでくださったヒマリさんと風華さん、対戦・お声掛けいただいた参加者の皆様、ありがとうございました!
最初は「はじめてのおふかい」みたいなタイトルでオフレポチックな記事を書こうと思ったのですが、それにしてはあまりにも写真が無さすぎたため断念......。
というか”二次会終わりに食べた冷やしそば”しか撮っていないのは何なんだ。
次の機会があったらアホみたいに撮ります......。
そういうわけで今回は構築の紹介のみとなります。
使用した構築はコチラ。
有り体に言ってしまえば偽装構築です。
強欲なので。
【構築作成経緯】
最初は前回の記事↓
から少し改良したコチラの構築でオフに臨もうとします。
しかし「せっかくの初オフで断崖外しに萎えたら嫌だな……」と思い、せめて伝説勢は命中安定技で戦える構築を組み始めました。
まずは命中安定技で戦えてグラ、オーガどちらにも強く出られるレックウザを採用することに。
PJCS2019の影響もあってチョッキ持ちを試してみたいと思ったのですが、僕はチャンピオンのように綺麗にサイクルを回すことができないだろうという悲しい自信もありました。
威嚇を回されて機能停止に追い込まれるオチが見えています。
そこで思い至ったのがシードの存在。
実際シードとチョッキとではまるで別性能なのですが繰り出した時点では同じです、剣舞で相手の威嚇を上書きできるのも良さそうに思えました。
テテフだと神速との食い合わせが悪いのでフィールド展開役はレヒレに決定、本家よろしく自然の怒りや癒しの波動でレックのサポートとして動いてもらいます。
レックレヒレがキツそうな相手としてネクロ、レック、ゼルネあたりが思い浮かんだので本家に倣ってソルガレオを採用。
威嚇猫対面操作対霊対鋼対トリルが欲しいなと思ったのでガオガエンを採用。
この2匹は決めるのに3秒とかかりませんでした。
ここまででグラや日食ネクロ、ツンデ等への打点が乏しかったので特殊霊獣ランドロスを採用。
本家のようにトリトドンを採用しなかった理由としては①威嚇を撒けるので繰り出すだけで(仮に倒されてしまっても)上記の相手やガエンを弱体化できるから②トリルを使いそうな構築でトリルを仕掛けても僕の実力ではターンを凌がれて終わるだろうなと考えたからです。
構築の作り方が卑屈。
最後にオーガイベルゲンガーやグライベル、グラルナへのストッパーとしてイベルタル(仮)を採用。
結果としてオーガレックにいるコケコがバカキツになってしまったので他に良いポケモンがいたかもなあ......と少し後悔の残るところです。
【個別解説】
メガレックウザ@ミストシード エアロック→デルタストリーム
意地っ張り H100 A228 S180
193-218-110-×-110-138
193-251-120-×-120-158(メガ後)
画竜点睛 神速 剣の舞 守る
A ↑2神速でH4振りコケコ超高乱数1発(93.7%)
HD ↑1で特化テテフの↓1ムーンフォース確定2発耐え(何だこの調整)
S メガ前準速85族抜き/メガ後最速91族抜き
※『特化』は補正有り252振り、『極振り』は補正無し252振り
シードと剣舞、更には味方の威嚇や追い風で数値の暴力と化し場を荒らす積んで積んで。
大地の力が無いのでツンデツンデ相手には詰んで詰んで。
シードを発動させるまではチョッキ持ち=守るが無いと思われることも多く、集中砲火を守るで躱しながら隣を動かせるのも良かったです。
積まずとも普通に火力があるので初っ端から画竜を振り回しても強い。ズルい。
先発でガレオの打点圏内まで暴れるも良し、終盤の掃討を担当するも良しで非常に心強いエースでした。
オーガさえ抜けていればいいやとこのSラインに留めましたが、イベルや追い風後のガエンを抜くためにSを上げるのも良いかと思います。
DDラリアットが画竜によるBダウンも無視してくれるのはかなりありがたいですね。
威嚇を入れようと出てくる隙に剣舞を積んで、ガエンの隣を殴り続けていれば大丈夫です。フレドラ火傷......。
意地っ張り H228 A212 B4 D12 S52
241-202-128-×-111-124
H 4n+1
A SsSでH振りウルネク高乱数1発(75%)、↑2SsSでH振りゲンシオーガ超高乱数1発(93.7%)、地震でH振りガエン確定2発
HB 特化ゲンシグラの断崖の剣確定耐え
HD 極振りルナのシャドーレイ確定耐え
S 最速60族抜き/準速70族+2、S↓1最速117族抜き
サンシリーズ初期からずっと使いたかったハイパーイケメンライオン(下記記事の構築作成経緯参照)。
見事チャンピオンを連覇という偉業に導いたことで、今回晴れてその偽装という形でPTに組み込まれることとなりました。
鋼タイプは有利不利がはっきりしていて有利な相手には滅法強いので、相手が鋼に不利なポケモンを鋼に有利なポケモンに交代する隙に何かしたいな~~~と考えた時に思い出したのが実況者の日々々々さんとの対戦とその構築。
テテツーグラをレートで試運転していた時にたまたまマッチングし(オフに持って行くつもりだったので動画化はご遠慮いただきました)身代わりメタグロスに良いようにしてやられたのを思い出したので真似して採用。
出てきたガエンの猫騙しを気にせず動けたり、相手の追い風やトリルを凌いだりとかなりの便利技でした。
トリルは前述の通り上手に使える気がしなかったので不採用。
馬鹿力は撃った後で放置されると身代わりの良さが死ぬので地震に変更。
グラや日食ネクロ、ガエンあたりを身代わりを盾に範囲打点で雑に削っていけるのが良かったです。
先発ソルガレオを見せればトリル警戒で相手の追い風を咎められると思っていたのですが、ノータイムで追い風を撃ってくる人も少なくないのが誤算でした。
最初のターンくらいスイッチトリパを疑ってくれても良いと思います。
穏やか H244 D108 S156
176-×-135-115-180-125
自然の怒り 凍える風 癒しの波動 威張る
HD 特化ゼルネの↑2ムーンフォース中乱数耐え(62.5%)
S 味方ソルガレオ+1
レックと組んでもガレオと組んでも強いスーパーサポーター。
めちゃくちゃ仕事できそう。
スーツとか似合うんじゃないでしょうか。
ガレオの上から威張ったり癒したりをしてほしかったので割と速めの調整です。
職場では厳しい上司だけど家では甘やかしてくれるお姉さんみたいですね。
どうですか?
ソルガレオに剣舞をさせたくて威張るを採用しましたが、たまにガオガエンにも剣舞をさせます。
理論上はレックにも殴りながら剣舞(レック式グロパン)をさせることができます。
どうですか?
追加効果による運負けを減らせる代わりに技外しによる運負けを生み出してしまうのでもしかしたら広角レンズを持たせても面白いかもしれません。
なんか老眼鏡みたいで嫌だな......。
ガオガエン@突撃チョッキ 威嚇
生意気 H244 B12 D252 S個体値0
201-135-112-100-156-58
HD たくさん
S 最遅
ジェントルニャンなので相手のガエンの蜻蛉帰りを待ってから鳴いたり帰ったりします。
ジェントルニャンなのでね。
霊獣ランドロス@気合いの襷 威嚇
臆病 H20 B4 C228 D4 S252
167-148-111-154-101-157
大地の力 岩石封じ 蜻蛉帰り 守る
C 大地の力でHD特化ゲンシグラ超高乱数2発(98%)
S 最速
ジェントルマンではないので相手のおじさんに先んじて帰ろうとします。
そもそも四つん這いで相手を威嚇するおじさんにジェントルもクソもありません、相手のグラやオーガを抜いていることの方が大事です。
持ち物は地Zでもいいかなと思ったのですが、グラゼルネに対してはガレオもランドも出していきたいので余っていた襷を持たせました。
中速で固まったこの構築において岩石封じを撃つチャンスが増えるのはとても重要なので結果的に正解だったと思います。
地震でガレオを巻き込むのが嫌だったので特殊型での採用になりましたが、これもガレオや剣舞レックと併せてこちらは威嚇を活かしつつ相手の威嚇は腐らせるという試合運びができるようになったのが良かったですね。
バルジーナ@食べ残し 防塵
穏やか H244 B4 C4 D252 S4
216-×-126-76-161-101
バークアウト 毒々 追い風 羽休め
H 4n
HD たくさん
S 追い風下で最速130族抜き
木の実は発動しないこともあったので食べ残しを持つことになりました。
残飯の流儀。
イベル軸だけでなくルナアーラ軸にも強く出ていけるのがGOOD。
トルネロスの挑発やエルフーンのアンコールにも屈することなく追い風を撃てるのも強みです。
まあ正直に言うとネタ枠ではあったのですが、なんとがにゅーオフ本番ではルナオーガグロス相手に八面六臂の大活躍を見せてくれました。
「クイズでボケたら正解しちゃった」みたいな、そんな空気が確かにあったと思います。
初めてのオフ会でなんてことしてくれるんだ。絶対許さんからな。
【選出】
いつものごとく、何となくの動かし方ですが参考までに。
《対オーガレック》
先発→レック ガエンorランド対コケコ・サンダー)
控え→ガレオ レヒレ
猫や威嚇や相手のS操作の間に剣舞を積んでいきます。
蜻蛉でレヒレに繋げてレックの耐久を保持しましょう。
オーガを早めに処理してガレオで詰めルート。
《対レックゼルネガエンレヒレ》
先発→ガレオ レヒレ
控え→レック ガエンorランド
とにかくガレオのHPを大事に。
レックやゼルネよりもガエンを優先して処理。
《対グラゼルネマンダ》
先発→ガレオ ランド
控え→レック レヒレ
グラガエンにはランドが守りつつガレオはレック引き、ゼルネガエンにはランドがレヒレ引き+ガレオ身代わりから入ります。
「マンダを早期処理→レックで削り→ガレオ通す」のルートを取れると楽。
《対テテツー(ネクロ)グラ》
先発→レック バルジorガエン(対日食ネクロ)
控え→ガレオ レヒレ
レックをガンガン動かしてグラを倒しにいきます。
グラ処理からガレオレヒレを通したい。
《対ルナオーガ》
先発→レック バルジ
控え→ガエン レヒレ
相手先発にオーガがいればバクア+剣舞、いなければバクア+ガエン引き、ルナオーガならバクア+守るからレヒレ引き+オーガに画竜。
オーガを早めに倒しましょう。
《対ルナグラ》
先発→レック ランド
控え→レヒレ バルジ
初手ルナガエンにはランド→バルジ引き+レック→レヒレ引きの両交換。
ランドをレヒレに引くとシードが無駄発動するのでご注意を。
ルナ処理からレック詰めが良いかも?
《対オーガイベルゲンガー》
先発→レック バルジ
控え→レヒレ ガレオorガエン
イベル相手には毒とバクアで粘りつつオーガにレックをぶつけて早期処理を目指します。
《対グライベル》
先発→ランド レヒレ
控え→レック ガエンorバルジ
イベルを神速圏内に入れていつでも処理できるようにしておきます、ただしランドは大事に扱いましょう。
《対レックガレオ》
先発→ガレオ ランド
控え→レック レヒレ
相手先発は大体ガレオ+何かなのでガレオガエンなら守る+身代わり、それ以外なら地震+大地をガレオに集中します。
【QRレンタル】
【戦績・感想】
個人3勝2敗 チーム2勝3敗
↑ヒマリさんが運営から頂いた写真を頂きました
ということで残念ながら決勝トーナメント進出は叶いませんでした。
1勝2敗の勝ち星を仲良く3人で担当しているのが物悲しいですが、まあ初オフで欲張るのも良くないですね。
そもそも「誰かと顔を付き合わせて対戦をする」こと自体が初めてだったのですが、何かこう独特な、得も言われぬ緊張感を体験することができました。
家で寝っ転がって興じるネット対戦とはまた違った遊びを教えてもらった心地です。
対戦時間以外でポケモン談議に花を咲かせられるのも良いですね、ポケモンが好きな人たちの集まりなんだなあと実感しました。
「ポケモン好きな友達が欲しい!」という方にはもちろんオススメですが、そうではなく、「そういうのはどうでもいいけどただポケモンが好き」という方もぜひ足を運んでみてほしいと思いました(正直僕はこういう考え方でした)。
僕が参加したがにゅーオフもゲームの対戦がメインイベントでしたが、有志でのポケカの対戦もあちこちで開かれていました。
アニメや映画を何度も見返している人も、ポケセンに足繁く通ってグッズに詳しい人も、ポケモンGOやガオーレ、コマスターなどに精通した人もいるでしょう。
そういう人たちとの縁が、もっと深くまで、あなたが好きな”ポケモン”に触れる機会を作ってくれると思います。
なんかヤバい宗教みたいな言い回しになりました。
とりあえず食わず嫌いは勿体無いので一回くらい行ってみてはいかがでしょうか、僕はそんな感じで行きました。
一回その店の料理を食べてみて、それから通うなり二度と行かないなり決めたら良いと思います。
冷やしそばのお店もまた行きたいと思います。
それではまた~。